1年に2度、春と秋の季節に南スウェーデン・ウール刺繍のコースに通う私。
そして、この秋のコースで、
作品が一点完成しました!
作品が一点完成しました!
もう嬉しくて、嬉しくて。。。何故って、
完成するまでに2年もかかってしまったから!!!
で、刺繍の先生や、周りのウール刺繍の仲間たちにもお祝いの声(?笑)
を掛けていただいて:
「 2年もかかってしまいましたが、やっと完成しましたー☆ 」
なんて話していたんですね。
で、家に戻ってきて家族に見せると、娘が:
「 まま、それ、私がサッカーに通っていた時から刺繍してたよー。」
と。
。。。娘がサッカーしていたのは、かれこれ4年ほど前ですから、
2年どころではなく4年もかかってしまったと言う事実をつきつけられて、
ちょっとショック。。。!
先生にも、毎回「 毎日5分でもいいから刺繍してください 」と言われるのに、
それがどうしても出来ず(汗)、
刺繍するのは年に2回のコースでのみと言うことが多い私ですので、
刺繍するのは年に2回のコースでのみと言うことが多い私ですので、
仕方ないといえば仕方ないのかもしれませんが、4年と言う年月は、
自分でもちょっと呆れちゃうくらい時間かかり過ぎです。(反省)
と、そんなこんなで完成した作品ですが、どんな作品かと言うと。。。
タイトルは、「 Ring Fagel 」(リング・フォーゲル)
と言う作品で、お花のリングの真ん中にコトリさんがいるモチーフの作品♪
グリーンとピンクのキュートな色合のコンビネーションで、
まだチャレンジしたことのなかった、”Schattersom”(ファッテーソム)と言う
技法が沢山必要だったので、その習得も目標とし、選んだモチーフです。
。。。が、この”Schattersom”(ファッテーソム)が私には非常に難しく、
もう、進まない・進まない。(笑)
先生に見せてもらう→上手に出来ない→次のコースまでの間、一人で出来ない
→コースで先生に見せてもらう→やっぱり、難しい。。。→
と言うのの繰り返しでした!
。。。ただ、私の容量が悪いだけど思います、はい。
(上手でないので!)余りクロースアップの写真は載せたくないのですが。。。
この一番外側の薄ピンクと抹茶グリーンの所が
”Schattersom”(ファッテーソム)の箇所。
どこを先生がやって、どこを自分がやったのが直見分けが付くほど!(笑)
ちなみに、濃いピンクとマスタードの色の花びら部分は、こちらは、
”Plattsom”(プラットソム)と言う技法ですが、横に真っ直ぐ挿して行くのは、
そんなに難しくないんですが、このように花びらの形にそって斜めに刺繍しながら、
且つ形が崩れないにする。。。と言うのもなかなか大変。
私の友人の非常に手が器用な人は、これがめちゃ難しい!と。
人によって、苦手な技法があるのも面白いかも。
裏面は、こんな風になっています。
刺繍する方なら、普通の刺繍作品の裏面とは全く異なることに気づくと思います。
。。。そして、これが故、南スウェーデンウール刺繍は難しい。。。(汗)
こちらの作品の前に完成した作品はこんな作品でした♪
タイトルは:「 1/4 Goinge 」(エンクバット・ヨーインゲ)
なんで、1/4かと言うと、本来は、こちらの作品x4で1つの作品だからですね。
なんで、1/4かと言うと、本来は、こちらの作品x4で1つの作品だからですね。
こちらの作品は、”Knutsom”(クヌートソム)と言う、
大きなお花の縦横線の間にある玉止めの練習を兼ねてセレクトしたモチーフ。
初めての”Knutsom”(クヌートソム)たちでしたので、
みんなてんでバラバラですね。(笑)
こちらもどれが先生がやってくれたものが直わかります!
。。。でも、こうやって上手でない部分も私ががんばってきた証拠ですので、
これはこれで気に入っているんですよ。
そうそう、完成しているとご紹介している上記2点ですが、
実は最後の特別な仕上げがあるのですが、こちらはまだ施していません。。。
その”特別な仕上げ”をすると、”あら不思議☆”1つ1つのウールの刺繍がふわっとして、
上手でない刺繍でもきれいに見えるようになるという、
私は絶対にやるべき(笑)仕上げなのですが、
”カビがはえないように!”と言われる仕上げ方法なので、
毎日バタバタして、度忘れが多い私は、
まだ怖くて出来ていない状況です。
。。。4年も掛けて仕上げた作品にカビが生えてしまったら、
本当に泣くに泣けませんし。。。
もうちょっと精神的に余裕がでたら。。。あはは。。。
そして、今チャレンジしているのは、
こちら何の動物だと思いますか?
完成作品の写真で確認してみましょう。
分かりましたが?
正解が文字でも入っていますが、
そう、”エレファント”つまり、象さんですね。
で、いつの頃から伝わるモチーフなんでしょうか。。。?
このカラフルな色合に、象さん。
スウェーデンには、野生の象さんもいないし、
近隣のエリアに生息するわけでもないし、
近隣のエリアに生息するわけでもないし、
写真や映像の技術が生れた年代を考えると。。。
答えは、1701年!
そうですね、見て分かるかと思いますが、当時、写真や映像の技術は
なかったですので、これは、人伝に聞いた”幻の動物「Elephant」”を
当時の方が想像の力を働かせて起こしたモチーフ☆
ゾウの上にある人々や小さなテントのようなものもきちんと意味があります。
インドに詳しい方なら、”あぁ、あれね!”と分かるかもしれません。
素晴らしいと思いませんか。。。?
こんなカラフルで楽しいモチーフが、1701年に生み出されていたなんて☆
モダンなデザインとしても充分通用すると思います。
南スウェーデン・ウール刺繍の作品は、ただかわいいモチーフと言うのではなく、
歴史的背景があるものが多いのですが、こちらもそんな作品の1つ。
既に完成したと先にご紹介した作品も、そんな古典柄の作品達ですが、
何百年も前からある伝統柄だからと言って、
厳かな雰囲気がある作品達ではなく、
厳かな雰囲気がある作品達ではなく、
どこかふわっとかわいらしいモチーフが多いのも、
南スウェーデン・ウール刺繍は面白い!と思うポイントですね。
こちらの作品は、98パーセントを”Klyvsom”(クリーヴソム)と言う技法で
縫い上げるのですが、この”Klyvsom”(クリーヴソム)がまた、
「だーい好きな人」と「と~っても苦手~」と言う人に分かれるので、
なんとなく見ないよう(笑)にしていた技法ですが、今回心を決めて、
チャレンジしてみることにしました。
しかも、なんと、1つの作品を完成させるのに4年もかかったというのが、
よっぽど効いた(?笑)のか、今殆ど毎日刺繍しているんです!
さらに、恐れたいた”Klyvsom”(クリーヴソム)は、私的には、
とってもいい感じで、さくさくと進んでいるのも嬉しい所。
と言う訳で、こちらの作品は、どんなにかかっても来年の今頃には
完成させたいと思っています☆
。。。ちなみに、象さんの前に小さなピンク色の動物がおりますが、
これは犬なんですね。
なんで、見たこともない像がこれだけ上手に再現できたのに、
当時でもいたであろうワンコがこんな姿なんだろう。。。(笑)と思ってしまいます。
刺繍の先生には、
「 あなた、小さい犬飼っているわよね~。
だったら、このワンちゃんはそのワンちゃんにしたら? 」
と言うとってもワクワクする提案も頂いたので、そうするつもりです。
私の先生は、90歳をとうに越えた高齢の超ベテランの先先ながら、
いろいろな形式に余り深く拘らず、常に、自分が思うとおりにしなさい、
クリエイティヴィティを大切にしなさいと言ってくれるんです。
このコースにかれこれ8年くらい(?)通えている理由のひとつでもありますね。
このコースにかれこれ8年くらい(?)通えている理由のひとつでもありますね。
ちゃんとテキスト通りにやること/出来ることも大切なのですが、
私が本来結構”アバウト”な性格もあり、
この”ちょっとゆるい”のも合ってるんです。
兎に角、大好きな南スウェーデン・ウール刺繍♪
将来(ずーっと先になると思いますが。笑)は、
日本でのワークショップなんかも是非チャレンジしたいなと
思っておりますので、のんびりですが、
がんばって続けて行きたいと思います☆
兎に角、大好きな南スウェーデン・ウール刺繍♪
将来(ずーっと先になると思いますが。笑)は、
日本でのワークショップなんかも是非チャレンジしたいなと
思っておりますので、のんびりですが、
がんばって続けて行きたいと思います☆
コメント