今日は、 Först Advent(ファースト・アドヴェント) / 第1回目のアドベント でした。。。☆
スウェーデンでは、クリスマス前になると、
毎週、週末に、4本立てたキャンドルスタンドに1本づつ火を灯して、
クリスマスまでの4週間をカウントダウンする習慣があり、
これを” アドヴェント ”と呼んでおります。
毎年のことですが、スウェーデン、
一般的に宗教色は非常に薄いのですが、
一般的に宗教色は非常に薄いのですが、
クリスマスは本当に大切なんだな~と思います。
。。。今年2015年は、個人的にもいろいろとあったので、
今日この日をこうして、家族みんなで元気に過ごせると言うことが、
ありがたくて仕方がありません。。。
いつも思っていることですが、この日一日を大切に過ごすことが大事なことなんですね。
思えば、このキャンドルスタンドは、スウェーデンに移住してきたばかりの当時、
フトコロ事情がかなり厳しく(笑)、
セールでその年の売れ残りさんに来て頂いた訳でして、
底に今でもしっかりと”REA"(レーア/セール)の文字が入った
ラベルがついております。
でも、これはこれで、
” あぁ、この12年間いろいろあったな~。
がんばってここまで来たな~。”
とこれまでの自分の足取りを振り返らせてくれる機会となりますし、
これからの12年もさらに頑張っていこう!と自分への喝にもなるのでいいものです。
と、こんな風にいろいろと思いをはせてしまう、今年のアドベントです。
今朝は、朝からバタバタと、この大切な日を過ごすために、
家の片づけをしたり、お掃除をしたり。
いよいよ、では、1本目のロウソクにあかりを灯しましょうか♪
となった途端、娘と息子が ”私が!” いや、”僕が!”と始まり、
結局主人が、1本目のロウソクに火をつけました。。。(汗)
我が家の子供達はこうして、始終何から何まで競い合っていますが、
一人っ子の私からすると、”ふむふむ、姉弟がいるとはこういうことなのか。”
なんて変に納得してみたり、羨ましかったり。(笑)
そして、そのロウソクの灯を眺めながらのお茶タイム♪
”アドベントのお茶タイム”と言えば、お茶ではなく、
”Glögg/グロッグ”と呼ばれる温かい甘いスパイスワインを飲みながら、
”Lussekatt/ルッセカット”と言うサフラン入りのバンを頂くのが、
我が家での習慣。
”Glögg/グロッグ”には、茹でて皮を剥いたアーモンドとレーズンを入れて、
ほのかに甘い”Lussekatt/ルッセカット”は、温かい所にバターをつけて頂きます。
我が家で使っている、Glögg/グロッグのマグは、私の小さなショップ:
でもご紹介しておりますが、スウェーデンの有名なデザイナー、
Signe Persson Melin/スィグネ・パーション・メリーン
によるデザインのもので、使い勝手が驚くほど良く、
Glögg/グロッグだけでなく、デザートのカップにも使えますので、
本当に重宝しております♪
冷たい薄いガラスのカップに、
温かみのある厚めのコルクのコースターとの組み合わせも大好き!
そのGlögg/グロッグをサーブする片手ナベも同じく彼女のもので、
こちらは、下に台がついておりますので、ここにティーキャンドルを入れると、
丁度良い温度を保ってくれ、目にも美しく・機能も素晴らしい です。。。☆
当店では、同じ構造のティーポットを何度かご紹介しておりますね。
それから、アドベント、クリスマス時期のお茶菓子と言えば!
やはり、Pepparkaka/ペッパーカーカとスウェーデンでは呼ばれている、
ジンジャーブレッド♪
スウェーデンのキッチン用品メーカーNilsJohanが60年代に販売した、
お菓子用の重箱に詰めてみました。
。。。ちなみに、ルッセカットもペッパーカーカも買って来たものです。(笑)
これ、自分で作れるのが一番ですが、
今年は第1回のアドベントに間に合いませんでした。(汗)
左横のガラスのキャンドル・スタンドは、去年、お義姉さんから頂きました。
通常は、木製で赤いペイントをされたもので、こんな感じなのですが、
こちらはモダン・デザインのお品ということで、ガラス製!
どっしりと、いい感じです☆
Pepparkaka/ペッパーカーカは、薄くて食べやすく、
こちらにブルーチーズを乗せてお口に運べば、
あ~至福の一時~♪
香りもいいんですよ~
お届けできないのが残念。
第1回のアドベントということで、家の中も少しですが、
Xmasのデコレーション。
先ずは、お馴染(?)”Adventsstjärna/アドベンツシャーナ”☆
日本語にすると、「アドベントの星」と言う意味の窓辺に飾るランプ。
こちらは、紙で出来たもの。
。。。下にある奇妙な植物たちは、スルーしてください。(笑)
植物オタクの主人の子達ですので。。。
それから、当店でもご紹介していますが、スウェーデンの伝統工芸である、
白樺の皮・Näver/ネーバーで出来たものも:
我が家ではこちら、1年を通して飾っております。(汗)
あとは、ダイニングにある大きな暖炉の周りもいろいろと飾りました。
その中でも、この刺繍バンドが大のお気に入りです。
GOD JUL / グーッド ユール とは、スウェーデン語の”メリークリスマス”のこと。
暖炉の上に飾り棚が3箇所あるのですが、こちらも気分や季節によって
飾るものを変えています。
今回は、一番右に:
ヴィンテージの木製のトムテ(スウェーデンのサンタ)の家族。
トムテは手にランタンを、奥様は、ヤカンを持っているんですよ。
。。。ランタンは分かるけど、ヤカンは何故。。。(笑)
トムテの付けたレザーのエプロンや、ペイントのはがれた感じなど、
それから、一番左に:
一昨年、クリスマス・マーケットで陶芸の作家さんから買い付けた、
陶器のトムテ/サンタさん。
細長ーい円錐にちょこちょこと切り込みを入れて、
帽子を赤く・お髭を白く塗ったらトムテに!
帽子を赤く・お髭を白く塗ったらトムテに!
こういうシンプルな作品、いいですよね~。
。。。この” 苦虫を噛み潰したような ”表情もかわい過ぎます。(笑)
ダイニングに隣接してあるキッチンの飾りは:
こちら一点で終了!(笑)
。。。だんだん疲れて来たようです。(汗)
こちらの作品も、一度お店で紹介しておりますね~♪
お腹の所がポケットになっているのです。
。。。でも、何をいれればいいのかな。。。(笑)
と言う訳で、バタバタとはしながらも滞りなく
Först Advent / 第1回目のアドベントを過ごすことが出来ました。
当たり前と思えるようで奇跡に近いこの毎日に感謝です。。。☆
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